渇き

なんか、すごく疲れた

ただ生きてるだけなのにいろんなことが起こって、アホみたいにしんどい


全て止めたくなる


分かり合えないことを確認する


なんか内蔵からドッとだるさがくる


悲しさを通り越して、諦めも呆れも横目に見て先に進まなきゃいけないのか


日々は続くし、どんなにしんどくても仕事には行かなきゃだ


別居をして一ヶ月


離れてたほうが心が穏やかだ

悲しいぐらいに


わかっているのに、離れる寂しさはどうにもならず、時々激しく責めてくる

それに流されないように踏ん張るのに精一杯


今の救いは、公演の予定が決まっているための稽古と彼だ


稽古はいい

がんがんやってレッスンも重ねよう

でも、彼にはこれ以上近づいてはだめだ

こんな気持ちの時に近づいたら完全に溺れてしまう


いっときは幸せ

その後は地獄


よく知っているから


でも、手を握ってくれたあの力強い感触は、全てを預けたくなるものだった


悪魔が近くにいる